私共、探偵社もほとんどの業種と同じく、
お客様からの依頼によって成り立っています。
特にこの探偵という業種は、お客様との
信頼関係あってのお仕事なのですが、
特殊な職業とあって、様々なトラブルが起きやすくなっております。
一番多いのは、調査結果に対する不満や、料金に関するトラブルです。
浮気調査専門 Akai探偵事務所-名古屋では、メールやお電話にてこれらの被害相談を受け付けておりますが、今回、頂いた被害相談の情報を交え、トラブルの傾向についてご説明致します。
探偵トラブル相談で寄せられている中で、トラブルが一番起きやすい調査が、「別れさせ工作」です。
このご依頼がお客様と探偵社でどういったトラブルに繋がっていくのでしょうか?問題点と、現在の取り組みについて説明していこうかと思います。
まず、別れさせ工作は何をもって成功とするのかが非常に曖昧です。
別れさせに成功しても、またすぐ仲直りした場合どうなるのか?
どういった基準で成功を判断するのか、「別れさせ屋」業者のホームページを幾つか見させて頂きましたが、成功条件として多いのが、結婚している人であれば離婚、同棲している方であれば、別居といった条件が書かれています。
そこで難しくなってくるのが、いま現在付き合っている恋人の場合、その恋人の別れさせ工作が完了後、お客さんに確認してもらい、別れていると判断してもらえれば成功と記載されております。
ただ、いくら確認してもらうとはいえ、後々に交際が復縁した場合の事に関しては書かれていない為、もし、復縁した後に別れていないじゃないかと抗議しても、探偵社側の意見としては、
と回答が返ってきます。
これは探偵側の一方的な意見ですが、依頼者側からすれば、
と不満の残る結果になる為、トラブルが起きるのだと思います。
このあたりについては、昔といまも同様、成功条件がいまだに曖昧な部分が残っているように見受けられます。
次に探偵トラブルの原因となっているのは、成功基準が曖昧なのに、
調査契約1件当たりの契約料金が、浮気調査などに比べ、
2倍~3倍以上と、割高になっていることです。
別れさせ工作というのはご依頼1件あたりの手間が多く、
どこの探偵社も通常、他のご依頼より契約料金が高く設定されている
ところが多くなっています。
ですが、高い金額を払って適当な報告書を出されたり、復縁したのに金額が発生するのであれば、依頼者からすれば、納得いかないというのは当然となってくるのではないでしょうか?
探偵トラブルがあった場合、多くの人が警察に被害届けを出すと
思うのですが、今回のような別れさせ工作といった依頼の場合、
内容が内容だけに警察に被害届けを出しても、事前に契約書にサインしている事などから、受理してもらえない事が多くなっています。
その為、トラブルにあわれた方は泣き寝入りするか、当浮気調査専門 Akai探偵事務所-名古屋まで、トラブルの相談に来られています。
別れさせ工作のトラブルは今に始まった話ではなく、以前から探偵社の別れさせ工作を巡っての問題は存在し、メディアなどでも大きく報じられるほどの社会問題にもなった時期がありました。
探偵業界の健全化を図るために組織された、「社団法人日本調査業協会」
では、加盟員には「自主規制」という形で、「別れさせ屋に準じた事案については、絶対にこれをしない」と指導し、別れさせ工作のトラブル防止に取り組んでいます。
それでもなお、現在も別れさせ工作でのトラブル被害は、時折耳にします。
それは、調査業協会に加盟していない探偵社が現在も別れさせ工作を行い、トラブルになっているものと考えられます。
このように、調査業協会に所属しているかも、探偵社選びの基準にしていただければ、探偵社との余計なトラブルにならなくて済むかと思われます。
ここまで色々と別れさせ工作について書いてきましたが、一番良いのは、
別れさせ工作に固執せず、他の調査方法による解決を目指す事です。
自分の配偶者に、浮気相手との縁を切ってほしいなどの悩みの場合であれば、通常の探偵業務のように、浮気の証拠を撮り、直接相手との話し合いで念書などにもう会わない、と署名してもらい、今後の関係を絶ってもらうなどの方法も有効な手段です。
浮気調査専門 Akai探偵事務所-名古屋では、事前にお悩み相談いただければ、別れさせ工作などしなくとも解決出来る方法を探すことも可能ですので、まずはご気軽にご相談下さい。